去年の今日言っていたこと

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回想~さちとの出会い~

 私とこの最悪な犯罪者を同一人物だの、私の脳内に飼われた人物、つまり架空の者であると勘違いしている人が非常に多いのであえて書く。

第1に、私とさちは同一人物ではない。

第2に、さちは架空人物ではない。

私がIDを盗まれたり、本名と住所をネット上に晒されたのもこの小娘が居たからである。この小娘さえ警察に捕まれば、あるいはこの小娘自身が自首して出れば私の本名が晒されることもIDが盗まれることもなかったのである。つまり、全ての原因を作ったのはさち本人で私に悪い点など一つもなかったのだ。

もし私とさちが同一人物、あるいはさちが私の脳内キャラだというのならばそれは誰かが勝手に決めつけた妄想や憶測である。

それに、私はさちと違って気に入らない相手のIDを奪ったりするようなまねは絶対にしない。そんなことをするぐらいだったらサービス元にお願いして気に入らない相手のIDを抹消するように頼む。さちのように「気に入らないから乗っ取ってやる」と考えるような犯罪者ではない。これだけは言っておく必要がある。

私がさちに出会ったのは、そう、荒らしや不正アクセスなどの被害を見過ごすことが出来なくなってからだ。

勿論それまでは、荒らしなどアクセス制限を駆使したり無視したりすれば居なくなる者と判っていた。

それを見過ごすことが出来なくなったのは、2ちゃんねらーと思われる人物にホームページを書き換えられ、保存していた素材などのデータを全て抹消されるという事態に出くわしたからである。また、荒らしや不正アクセスなどの事を調べているうちに、荒らしや不正アクセスの斡旋をしている掲示板と出会ったからだ。

最初は「荒らし依頼」の書き込みに晒されていたページに注意を促す程度のことしかしなかった。私が注意していることを知ればやめると思っていたからだ。だが書き込みはそれでも続き、私はとうとうしびれを切らした。「荒らし依頼の書き込みを放置するなど犯罪だ」とはっきりと申した。それに、優秀な学生が集う某大学の名をかたる掲示板だったので、「頭の良い筑波大学の学生のくせにnetiquetteが判らないのですか」とも書いた。

そんなことを続けていたらさちが私に成りすまして現れた。

私成りすまして自分はニートだと自己紹介したのには傷つき、怒りを覚えた。

私は当時今の学校へ通うために準備を始めようとしていた頃で、そのときはまだ社会に出て仕事をしていた。仕事をしつつ、あいた時間にネットをするのが楽しみな毎日だったが、その毎日をさちによって崩壊させられたような気がした。平和なネット生活にひびを入れたのも、さちだ。絶対に許さない。それに、さちに成りすまされたときは「早く消えろ」とも思った。もしかしたら、私に成りすました時点で名誉毀損罪で提訴してやれば、本名等の個人情報を突き止めることが出来れば、名誉毀損罪で提訴してやれたかもしれない。たとえ未成年であろうが、名誉毀損名誉毀損である。責任をとってもらいたいと、あのときは思った。

だが私はさちを甘く見ていた。そのため、さちにIDを抹消されたり本名と住所をネットで公開されるような事態になってしまったのである。

勿論許すつもりはなく、今でもこの手で彼女を捕まえたいと思っている。

>あえて書く。

「敢えて」ではない。必然として書かねばならない内容である。

しかし、そのくせ中身がない。「さち」ではないという客観的理由が皆無である。

以下、全部デタラメだと思って間違いない。

なにせ

こんなやつだからである。